5月10日深夜

ぎゃー!またやっちまった。
本日のボクは夕刻からの予定の前に諸々の雑用を片付けてしまおうと、本日付で入金されておるはずの給料を全額引き出し、公共料金、借銭、その他を支払い、最後に東京行のチケットを手に入れんとJRみどりの窓口へ向かったのだった。そして全て終わったボクの手にはいくばくかの銭が残り、ふと横を見るとJRと連結するように建てられているマンション兼ショッピングモール。確かあそこには大きな本屋があったじゃないか、ちょっと、ちょっとだけ見てみようと入ったが最後、残りの僅かな銭は数冊の本、雑誌に変わってしまったのである。
もういやん!この活字中毒
本を読むことは良いことじゃないか、と言う御仁もおるが自分からすれば漫画を読んでいるほうが遥かに良い。漫画を読む人間は馬鹿になるなんて一昔前には言われていたが、そんなことはなくて、むしろ絵があるぶん小説などよりも情報量が多い。満足度も高いし、そして何より安価である。コミックスであれば一冊500円程度。自分が購入した本は200ページで1700円。3.4倍である。
しかし自分には問題があって、なんと自分は活字中毒であり漫画中毒なのだ。ぎゃー!
読むものが無くなると発作が始まるのでこれを回避する為には本を切らさなければいいのだが、自分には新たな本を買うだけの経済的余裕は無い。ならば今ある本をゆっくり読み、せめて今週末の東京行のバスまでもたせなければならん。そう堅く誓ったのだった。
夕刻になり地下鉄に乗って長堀で下車。長堀鶴見緑地線のホームへ行く。そこから一駅で心斎橋。電車に乗ると小学生時代の級友浅川君の自宅の匂いがした。浅川君はどうしてんだろ。当時同じ野球部だった友人達は今でも野球を続けているだろうかと少しノスタルジックな気持ちになるも、未だに同窓会に呼ばれた経験の無いことでちょっぴりおセンチ☆になって泣いた。
心斎橋でチヒロ姉さんと待ち合わせ。2人で夕食でもという話だったんだけどもハマモト君も呼んで3人で食事。ビールとビールと発泡酒とビールとビールとサワーを飲むがあまり酔えず。あんまり詳しく書いたりぶっちゃけたりすると後々の人間関係とかに関わってくるのでやめ。
まあでも十分に良い気持ちになったボクは帰りの電車に揺られながら本日購入した本をぱらぱら読みふけり、半分ちょっと読み終えた。やっぱり活字はおもしろいねって、あっ、あかんがな。