阿呆のセミナー

小生はこれから某企業の説明会とやらに赴き、「ははあ」とか「ふむ」とか呟いてくる所存であるんですが、その企業というのは世間的に言うと「負」のイメージが強く、自分はだからといってその企業を他より下に見てるとかそういうのは無く、ただ景気付けという意味で、まあ、その今、酒を飲んでます。今朝、残り物の飯でむすびを作り、空っぽになった炊飯器の釜を洗っていると目の前に清酒が見えたもんだから、それを二合程徳利に移し、自室に持ち込み、窓を開け、洗い物を増やしたくないという合理的思考に基づきらっぱ飲み。
酒というのは御褒美で、一日の終わり、労働後に「かー、この為に生きてるぜ」とのたまう為のものであるという認識が世間一般には浸透しているし、実際にそういう酒はうまい。が、かの大打者、南海ホークス景浦安武ことあぶさんも景気付けにネクストバッターズサークルで酒をぐいっ口に含み、バットに「酒しぶき」を浴びせてからバッターボックスに立って、そして現在の様な不動の地位を手にしたのであって、酒にはこれから起こる大一番へ挑む際、テンションを上げて自らのポテンシャルを引き出す効果があるのである。つまり、小生の行為は理に適っているのであります。
ただ、問題点があるとするならば、あぶさんは酒を口に含みはするが飲んではいない点と彼は鬼才水島新司氏の二次元の産物であるという点でやんす。やべー、酒臭えー。