ユグドラシル

ユグドラシル

別にボクの日記とかに誰も興味無いと思うんで、わりと一般受けしそうな音楽のお話をひさしぶりに。2年半ぶりのバンプのニューアルバムであります。今回のアルバムは前作の「jupiter」やそれ以前の作品とは少し毛色が違うといった印象ですが、相変わらず藤原基央さんの詞の世界は健在です。「ギルド」「レム」といった曲ははっとさせられます。今回は、というか今回もわりとシビアな詞が多く全体的な構成としては「sailing day」や「スノースマイル」のシングル曲が少し浮いた感じになってますね。
そしてボクの中でバンプといえば隠しトラックでして今回はアイドルポップスのような仕上がりになってました。テレビの露出も少なくアルバム構成も暗めなので、そのギャップ的な面として良いバランス取りになっているんじゃないかと思います。曲前の古い歌謡曲番組風の構成も良い。ボリュームもクオリティも大満足な仕上がりになってます。これは良いよ。