真夜中の大かま騒ぎ2
矢部「さあ、という訳でテレビ見てる方ものすごい見づらいと思うんですよ」
さんま「いや、でもこれはいい。このままで。このメンバーが揃ってこうしてみんなでトークできるっていうのは嬉しいことやで」
矢部「奥のジミ子*1が全然参加してないんですよ」
平畠「みんなテンポが早すぎるんですよ」
中居「ジミ子だけやらされてる感がありますね」
平畠「ゆっくりしてください」
さんま「おまえとっととFAXルーム行け！アホ！」
矢部「さあ、ということで皆さん始めていきますよ。はい、ではまず今夜のテーマですね。テーマ行きましょう、こちら。『眠れないほど愛した男』」
さんま「はい！」
一同「(さんまに詰め寄り)おーい！」
岡村「チャンスをください！」
(今子がそっと帽子をさんまの前に置く。それにまたもつまずくさんま)
今田「ごめんなさぁい！」
さんま「気ぃつかへんやないか、おまえ！」
今田「ここでつまずいたから移動したら裏目に出たのよ！」
淳「あれじゃない！結局この2人になってんじゃない！」
一同「そうよ！そうよ！どういうことよ！」
今田「(悪い声と顔で)誰もあるのにもっていかないんだもん」
矢部「戻って！座ろ、座ろ、座って。(座ろうとしないホリケンに)なんやなんや？」
岡村「これね、出だしが遅れると何やってるかわかんないのよ」
品川「ちょっと！あの、座る時みんないっぺんに座りましょ」
矢部「(品川を殴って)やかましわ！早よ戻れ」
品川「先に座るのが怖い！」
今田「ああ！ちょと…、(ホリケンを見るがホリケンも今田を見つめるだけ)いや…(間)あはは(ずっこける)」
さんま「(ホリケンを殴って)おまえが悪い、今のは。全員待ったやろ！」
今田「ごちゃごちゃなったから耳元でホリケンが『今田さんもう一回フッてください』って」
ホリケン「(困った顔)」
さんま「ホリケン、この間飲み屋で打ち合わせしたやろ？全然やってないやないか。オレはいつでもともえ投げできる準備してきてるから」
ホリケン「あっ、わかったわ」
泰造「ちょっと待って！そういうのは私に言ってよ！投げるのは私でしょ！」
矢部「ちょ、一回座ろ！一回座って！」
(中居とさんまのゲスト席に座る山本と有野。さんまは芸人席へ)
矢部「えー、ということで、さんまさんいかがですか、ってなんでやねん！(山本と有野を殴って)逆！逆！」
さんま「矢部、わたし誰？」
山本「やっぱり持ってかれた！くやしそうな顔で)やっと見つけたと思ったのに！」
矢部「早よ座れ」
(帽子を置き直す今田)
中居「余計なことやめましょうよ」
今田「(真剣な顔で)ちょ、違う！中途半端な場所にあったからはけただけやないか！ツッコミ多いねん！」
矢部「(帽子を持って)これは没収します」
さんま「だめー！」
田中「いいじゃないの！」
さんま「矢部、それはいじめやで」
矢部「(帽子を階段に置いて)これはここに置いておきます」
岡村「(あまりの進行の遅さに)これあれじゃない？このまま終わっていくんじゃない？」
一同「テーマ！テーマ！やべっちがんばって！」
田中「あのね、味方はやべっちしかいないのよ！」
矢部「早よ座れ！あの、すいません、さんまさん。帰っていただけますかねえ」
さんま「だめだめぇ」
一同「(必死に進行に戻そうと)テーマ出たから何かあるんじゃない？」
矢部「これから皆さんのやついきますから。まずはこれからどうぞ！『ドラマがあたって天狗になっている男』」
一同「誰？誰？」
さんま「オレかー！」
一同「(さんまに詰め寄って)違う！違う！」
遠藤「(さんまの)首しめさせて！首しめさせて！」
矢部「(遠藤を殴って)首しめたあかん！大先輩！」
遠藤「だって言うこと聞かないじゃない！」
さんま「もう静かにしとく、静かにしとく」
(岡村、階段に置いてあった帽子を取って今田に渡す)
今田「これは…、今は戻しといて」
さんま「(岡村を殴って)何してんねん！アホ！」
矢部「違った！」
さんま「もうせえへん、もうせえへん」
岡村「一回ちょっと飛鳥さん*2降りてきてください。ダメだこれ！」
今田「みんなちょっとずっこけとか使ってみない？」
田中「あー、パターンを変えてね」
今田「ずっこけてすぐ座るみたいな」
矢部「そうそうそう」
今田「省エネでいきましょう」
ぐっさん「三列目はめっちゃ前に出てこなダメじゃないですか」
さんま「そういうおまえは！……誰やったっけ？」
ぐっさん「誰って…」
さんま「ずっこけ！ずっこけ！」
一同「(ずっこけながら)あ〜あ〜。こういうことね！」
ぐっさん「ふってくれたのね、ふってくれたのね」
矢部「はい座って、座って、座ってね」
遠藤(さんまに)やっぱりこの人いるわ」
さんま「そんなことより(出演者が)多すぎるて」
岡村「やっぱり多すぎたんだわ、芸人が」
淳「そりゃそうよ！ずっこけたらぬいてよね、絶対に。ぬかれてないとこでずっこけたらすっごい恥ずかしいのよ！」
矢部「広い画で撮ってる。広い画で。(息切れしながら)さあいくよー。『ドラマがあたって天狗になっている男』」
一同「こんな人いるのー？誰？誰？」
矢部「はい、これだあれ？」
(モニターに宮迫が映る)
一同「あー、きた。宮子よ、宮子*3よ」
さんま「そうそうそうそう」
宮迫「なんかこの流れでいくの嫌ね」
矢部「これ知ってる子おる？なんか」
ゴリ「これは…(手を上げる)」
矢部「ゴリ子、ゴリ子*4知ってる」
ゴリ「これはちょっと聞いて欲しいの。あっ、やっぱいいっスわ」
矢部「言え、言え！」
一同「(思い出したかのように遅れてずっこけながら)あ〜、あ〜」
今田「(『しまった』という表情)」
さんま「約束、今の守ろうよ。約束だけは守っとけよ」
今田「こけるには…、それなりのボケがいるのよ」
矢部「(ゴリのボケが)弱すぎた！」
今田「ごめんなさい、今度は小さいのもどんどん拾っていくわ」
田中「そうね。どんどんいきましょ。どんどん」
矢部「はい座って、はいゴリ子」
中居「だんだんこけるのも前に出てきてますからね。その場でお願いします」
矢部「はい、ゴリ子」
ゴリ「これはね、ほんとちょっとひどいのよ。ワンナイR&Rって番組あるじゃない。まあ、その番組で自分がリーダーって名のってる奴なんだけど。ほんとにね、最近あたったドラマで『アットホーム・ダッド*5』ってあるじゃない」
宮迫「すごい良いドラマよね。ステキなドラマ」
ゴリ「数字が結構良かったドラマ。あれ始まる前はねボロカスに言ってたのね」
宮迫「言ってないわよ！言ってないわよ！」
ゴリ「もう前室でね、ずっと私に喋ってる…、私っていうか、まあ、ガレッジセールのゴリってやつがいるんだけど、その子に『今度ちょっとオレ連ドラ入るんだけど台本見てん、この内容では数字見えへん』」
宮迫「言ってないわよ！言ってない！」
一同「えー！えー！やらしー！」
さんま「いや、その男はよくそいういうこと言う！最近言う言う言う！」
宮迫「言ってないです！」
さんま「数字が見えないって言いおったん？」
ゴリ「数字が見えないって言った挙げ句に『キャスティング、オレが出るにしては納得いかねえ』って」
一同「嘘ー！えー！」
宮迫「ちょっと待って！ちょっと待って！ちょっと待って！おまえそんなこと言うてるか！アホ！(ゴリに蹴りを入れる)」
ゴリ「暴力やめてよ！」
宮迫「ちょっと待って！嘘はやめて！嘘は！」
ゴリ「あなた言ってたじゃない。言ってたわよ、あなた」
宮迫「言ってない！嫁役が中島*6なのが納得しないって言ってただけなの」
矢部「言ってるやん」
ゴリ「あなた言ってたわよ、本当に」
岡村「あなた言う人よ！あなた言う人よ！」
宮迫「何がわかんねん、おまえに！(岡村を殴る)」
一同「暴力はやめなさいよ！」
藤本「彼のね」
矢部「どうした、フジモン」
藤本「彼のね、最終的な目標はハリウッドスターなのよ。だからそういうこと言っちゃうのよ」
矢部「えー、ハリウッドスター！？」
さんま「おまえお笑いちゃうんか！？」
宮迫「いやお笑いですよ。何を言ってるんですか！（訴えるような顔で）何を言ってるんですかあ！」
藤本「ハリウッドって言ってたじゃない。真剣な顔して」
宮迫「出れたら楽しいわね、お笑いに還元できるわねって話をしたっだんだら！！（キレる）ハリウッドスターなんてなろうと思うわけねえじゃん！なろうと思うわけねえじゃん！！」
矢部「（宮迫を殴って）危ない、危ない。座って座って」
岡村「なんでみんなそう…、みんなすっごい口が臭いわ」
一同「緊張してるのよ！乾いてるのよ！」
さんま「でも宮子えらいわよ。だって蹴るつもりで一人だけズック履いてるんだもの」
矢部「用意してるもんね。ちゃんと用意してる」
宮迫「用意されてない」
ぐっさん「あの、私と宮子、いやあの宮迫さんて人知ってるんだけど」
矢部「うん、グツ子*7」
ぐっさん「あっ。グツ子です。あのー、この人がね、約7年8年くらい前に私一回飲んだの。その時に夢を語ってるの。この人すぐ夢を語る人で、自己満なんだけど。もう深夜の5時くらいだったわ。ずっと飲んでる時に『正直オレの夢は“雨上がり決死隊”というでかい劇団を作ることや』って言ったの」
一同「なにそれ。なにそれ」
ぐっさん「進行中なんだけど、今ってその劇団員はいるんですか？って言ったら『正直スカウトしたい人が2人おる。それはぐっさんと原西や』」
宮迫「はっはっはっはっは！」
原西「スカウトされました、私」
矢部「スカウトされた、原子*8」
ぐっさん「ぐっさんは正直喜んでたわ。原西さんと一緒にできる、宮迫さんとっと思って。この前ねひさしぶりにその話を、あれはどうなってるの？あの計画は？って言ったら『正直ぐっさんと原西だけや』って全然メンバー増えてないの。ずっとそのまんまなのよ」
矢部「それは言うたの？宮子？」
宮迫「今のは言うたね」
矢部「ちゃうやん。ホトちゃん入ってない」
宮迫「いやだって今現時点で雨上がり決死隊じゃないですからね。彼女」
蛍原「えっ！なんで（噛みながら）16、7年やってるわよ」
矢部「（蛍原を殴って）噛んでる」
宮迫「今の場所で噛むような人だから正式メンバーに入れないのよ」
蛍原「なんでよー」
原西「ちょっといい？ちょっといい？しかもね座長になりたがるのよ」
矢部「ああ、宮子が」
原西「それで劇団として芝居もやるしお笑いもやる。そして何故か合唱団もやるって言ったのよ。それでね、それでね何故かわからないけどもsugerの『ウェディングベル』をハモれるようにみんなで練習させられたの。実際に二丁目の舞台*9でやったのよ。『しーん！』」
矢部「ウケず？」
原西「ウケるわけないでしょ」
今田「あんたたち後輩だからいいじゃないの。私先輩なのに上から目線で誘われてんのよ」
一同「えー！えー！」
今田「酔ったら私にどれだけ自慢すると思ってるのよ。ドラマは3番手とか、もう2番手じゃないとやらないとか。私この前3番手で出たのよ。第9話の私の登場シーン、1シーンだけだったのよ」
矢部「あかんよ、姉さん泣かしたら。宮子すごいね！」
今田「贅沢なのよ」
さんま「宮迫だけはほんとにそうなの。『宮迫です』でも大体本人はやる気の無いギャグだったわけですからね、こいつは。それを流行ったらこいつはずっとやり続ける嫌な男なのよ」
宮迫「違うわよ。ないわよ。ちょっと待ってあなた、その前にこれが始まる前の沖縄の話ちょっと訂正して」
一同「何？何の話？」
宮迫「ほんとに…、嫁が見てるから」
さんま「あれは酔っ払って、おまえがその、ミス沖縄を全部怒らしたっていうだけの話やないか」
宮迫「怒らしてないのよ」
さんま「嫁さんには何の差し障りもない話やな、あれは」
中居「口説いたんですね」
宮迫「口説いてねえよ！口説くわけないだろ、子供いるんだから」
矢部「何を気にしてんの」
岡村「マジでメッセージ性あるからね。嫁さんに対しての」
矢部「沖縄の子と何？どうにかなったの？」
宮迫「どうにもなってないわよ。カラオケね、カラオケに行きたいって…」
矢部「めっちゃ汗かいてるやん」
宮迫「カラオケに行っただけ、行っただけ、歌うたっただけ」
岡村「いやー、あなた最終的にはどうにかする人よ」
宮迫「しないわよ！するわけないじゃん！（小声で岡村に）○▲□※…生放送よ…○▲□※…」
矢部「（宮迫を殴って）それ止めや。マジギレ止めー」
宮迫「だって生放送じゃん！嫁見てるって言ってんじゃん！」
一同「寝てるでしょ。大丈夫わよ」
宮迫「寝てないわよ。いつもなら寝てるけど、今日家出る前ビデオ撮っとくからねって言ってたから、だって絶対見てんだもん…」
さんま「オレらどんだけの女を犠牲にして笑いに変えてきたか、なあ」
今田「だけど今言ってることは事実だしさあ…」
一同「やっぱりそうなの！？」
宮迫「事実じゃない…、事実じゃない」
今田「そこだけテープ切ってセロテープ貼ればなんとかなるんじゃないの？」
さんま「どんな旧式の…」
品川「いいじゃん、ドラマの中だけ良い旦那やってれば」
矢部「どうした、品子*10」
矢部「他にもでもドラマ出てる人いるやろ？」
宮迫「いるわよね。私だけじゃないわよね」
矢部「淳子*11とかも出たことあんねやろ」
淳「コンビで出たわよ。だけど一回きりよ、それそっからオファーこないんだもん。日テレさんでやったんだけどコンビでやったのにそれから○▲□※…こない、こない」
一同「それがまずいのよ」
淳「やりたくないって言ったのよ、あのドラマ。吉本興業がやれやれって言うからやったのに！それが一回きりよ！」
一同「会社とはうまくやっていこ」
さんま「消防士のやつやろ？」
淳「救急隊…（苦笑）ほらもうイメージにも残ってないじゃない！」
さんま「一生懸命見たよ、見た見たおまえら」
岡村「画期的よ」
矢部「あの亮子*12はどやったの？ドラマ」
亮「（地声で）良かったらオファーがくるはずだと思うんだけどね、来ないから…」
矢部「おまえ…、落ち着いてるな」
淳「オカマのキャラ入れときますから。（亮に）『オカマ』って言って」
亮「オカマオカマオカマオカマオカマ…」
さんま「ちょっと喋ってみて」
亮「（地声で）だからー」
（CM）
*1:DonDokoDon平畠のキャラ名。ちなみに35歳で事務職
*4:ガレッジセールゴリのキャラ名。ちなみに32歳でDJ
*5:宮迫が準主役で出演したドラマ
*7:DonDokoDonぐっさんのキャラ名。ちなみに35歳でスナック経営
*8:FUJIWARA原西のキャラ名。ちなみに33歳でフリーター
*9:心斎橋二丁目劇場のこと。現在は閉館
*10:品川庄司品川のキャラ名。ちなみに32歳で映画配給会社
*11:ロンドンブーツ1号2号淳のキャラ名。ちなみに30歳でイベントコンパニオン
*12:ロンドンブーツ1号2号亮のキャラ名。ちなみに32歳で女子高生（！）
