真夜中の大かま騒ぎ3

矢部「さあ、いいですか。もう次のテーマにいきます。さあ続いてはこちらです、どうぞ。『実は怒らせたら怖い男』。はい、これだあれ」
一同「だれ?だれ?」
(モニターに川田が映る)
一同「あら、えー?川子?*1
川田「いや、いや全然違うわよ、私。全然、全然」
ゴリ「これはすごいわよー。そう、ちょっとほのぼのしてたりとかー、天然キャラとか言われたりするじゃない?全然違うからプライベート。怖ろしいのよ、この子。あのね、バイクでね、二人で信号待ちしてたのよ、東京来てね。そしたら前から、なんか昔で言うチーマーみたいな奴が自転車でこう大股開きでぐわーって乗ってきて、そしたら川田のバイクと壁の間が狭かったらしく、川田のバイクにちょっとあっとぶつけて「ちっ、せめぇーよ!バーカ!」って言ってそのまま漕いで過ぎていったんですよ。そしたら川田がいきなり普通にバイクブーンってUターンして、ブーンってそいつに近づいていって、ブーン、ドン!って轢いたの!」
一同「何それ!?轢いちゃダメよ!轢いちゃダメよ!」
ゴリ「そう、でバシャーンって転んで、『おまえがバーカ』ってそのまま戻ってきたのよ」
一同「いや!こわーい!」
ゴリ「テレビ出ちゃダメなのよ、この子本当は」
矢部「川子、おまえ…」
川田「あの正直そういうとこちょっと痛いとこあるの、彼」
今田「認めるの?」
川田「痛いの、あの子」
矢部「川田は痛い!」
川田「痛いの、あの子。でもね、もっと痛い子がいるのよ。もっと痛い子がいるんだけど。あのね、ゴリ子なんだけど」
ゴリ「私!?私は痛くないわよ!」
川田「中学の時にえー、まあ恐喝は…よくやってたんですけど…」
一同「(立ち上がって呆れ顔で)待って待って、ダメダメ」
川田「最後まで言わしてよー!」
さんま「そんなんアリかあ?そんなんあかんぞ、おまえ。テレビや、これ!」
矢部「言葉選んで、言葉選んで」
岡村「楽屋じゃないのよ」
川田「オブラートに包んだら、彼強盗してるの」
さんま「オブラートかんでへんやないか、おまえ」
矢部「マジで!?」
さんま「それはあかんやろ」
矢部「ゴリどうなん。どうなの?」
ゴリ「それはだって、時効だからいいんじゃないの?」
宮迫「ダメよ。私この話知ってんだけど、すっごいおもしろいけど絶対放送しちゃダメ!」
矢部「じゃあ、あかんわ。じゃあ他!もと怖いやつ知ってるっていう方。はい、品子。品子ちゃうわ、庄子*2
庄司「庄子です」
矢部「おー、ごめんごめん、庄子」
庄司「品子なんだけど、すっごい悪かったのよ。もうね、あの他校とケンカして、あの高校辞めてるのよ。そんくらい悪いのよ」
品川「ちょっと待って、私のはほんとにテレビでダメよ」
庄司「その後すごいの。中退してからがすごいの。みんなが経験できないこと経験してるのよ」
一同「何何何?」
矢部「あはははは!庄子あかんあかん!」
庄司「今日はお祭りだから全部言うわ!」
品川「違う!今チャンスじゃなくてピンチよ」
矢部「あかん!庄子あかん!」
淳「これはダメ!」
今田「インターネットで調べられるんだから!」
さんま「あの、庄子もそらテレビ出てるんやから寸法はわかってるやろ。なんぼなんでも」
矢部「だいじょうぶですかね、聞いてだいじょうぶですかね」
品川「庄子を買い被らないで!」
さんま「庄子そうなのー?」
品川「人一倍頭が悪いの!無理よ!無理よ!」
矢部「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
さんま「最近『踊る御殿*3』なんかでもちゃんとしてるわよー」
品川「無理なの。無茶とお笑いを履き違えてるの!」
矢部「一回聞こうや」
今田「止めたらいいわよ」
さんま「周り寸止めできるで、周り頼むでー」
矢部「はい、庄子」
庄司「ジェスチャーでいいかしら」
一同「ジェスチャー!?」
品川「ジェスチャーなんか一番ダメよ!」
庄司「なんで?お笑いのすごい人達でしょ、この人達。止められるわよね」
さんま「ジェスチャーええわ。オレ達が集まればいいんやろ」
品川「まず先輩方に軽く見せてみろ」
淳「何したの?品子は何したの?」
庄司「私今すごい目立ってるわあ」
一同「いいから、早く。何したのよ」
(品川が画面に映らないように囲む一同)
一同「(呆れて)ダメダメダメ、絶対ダメ!絶対ダメ!」
矢部「(品川を殴る)あかんわ!座れ!」
さんま「(履いてたスリッパで品川を殴る)」
品川「だから言ったじゃないの!だって芸人がこんなに引いてるんだよ!放送的にって言うより友達が居なくなるじゃない」
さんま「ジェスチャーでよかったわ」
宮迫「だって近くに寄ったら瞳孔開いてたもん、だって。やばいわよ、あの子」
矢部「はい、座って座って!あかんよー」
矢部「庄子怖い!」
一同「庄子怖いわー」
品川「庄子に秘密握られたら最後だからね」
庄司「結構爆弾持ってるわよー」
矢部「もう座れ!はい、他!他!怖い人知ってる方」
有野「はい」
矢部「はい、有江*4
有野「はい、じゃあなんかあの、濱子の彼なんだけど修羅場いっぱいくぐってんの」
矢部「まさる子*5ね」
さんま「そう見えへんけどねー」
矢部「マジで?」
有野「修羅場いっぱいくぐってんのよ。あのね、家出て、角曲がってカツアゲされたの」
矢部「されたの!?有江、逆やわ。されたやろ?」
有野「逆なの?」
矢部「されたやろ?まさる子」
濱口「彼はされたのよ」
矢部「怒らせた怖い男やで?」
有野「あっ!あの、アベックでペアルックでデートしてる時に駅で酔っ払いにからまれたことがあるの。でトレーナービローンて伸びてた」
矢部「おお…、うん。おまえある意味庄子より怖いわ」
今田「落差がありすぎるわよ。真ん中くらいの話が欲しいわよね」
さんま「おお、今のいいよいいよいいよいいよいいよ」
矢部「いいっすか?」
有野「なんか戻したほうがいいんかなと思って」
矢部「あっ、そうかそうか」
有野「あんなの見たくないもん。絶対モザイクだもん、あの人」
矢部「戻してくれたんや」
岡村「一回戻したのね」
有野「みんなハードル低くなったわよ、どうぞ」
矢部「ほんで相方のまさる子知らーん顔してる」
濱口「あんなフリじゃ汗吹き出てくるわよ!」
岡村「仲良くしなさいよ」
濱口「困った相方持ったわよ、これ」
岡村「一回リセットしてくれたの!一回リセット。これで言いやすくなった」
矢部「あと他は?山代*6とか知らん?なんかいろいろ知ってそうやけどもね」
山本「いやま、知ってるっていうか、実は怒らせたらっていうかぁ。まあ、そうねえ、まあ、だからもうさっき言ってた品子のはもうほんと語り草になってるから、それはねえ」
品子「入る前よ!」
矢部「もうええから!」
淳「芸能界前の話よね」
矢部「もうええ!」
岡村「あっちに行ったらやばいわ。あっちに行ったらダメ」
矢部「入る前な」
山代「そら言ったらねー、なんていうのかな、私の知り合い…。なんていうか、淳子の?淳子の彼なんてそれはもうキレたらもうすごいわ」
矢部「あ、そう。どんなことすんの?」
淳「なによなによなによ」
山代「そらまあ、淳子の彼なんかね、今日27時間テレビみたいなの出られてたみたいですよね?」
矢部「彼ね、彼ちょっとドッキリに」
淳「マジオネアに出てたみたい」
矢部「そうやな」
さんま「四股かけられたいうやつやろ?」
淳「そうそう、四股かけられた…」
さんま「見てた、夕方から」
矢部「よう見てはる」
山代「実はあたしね、そのタレントさん知ってるの…」
淳「(山本に飛びかかかって)このデブッ…!このデブ、ブッ殺してやる!このデブッ…!」
田中「淳子をおさえて!」
今田「言わないって言ったじゃん!」
山代「私もさっきみたいに、あの庄子みたいにすごい注目を浴びたいの!」
淳「利用すんじゃないわよ!あんた!利用すんじゃないわよ!わたしを!」
(CM)

*1:ガレッジセール川田のキャラ名。ちなみに31歳で女子大生

*2:品川庄司庄司のキャラ名。ちなみに28歳でスポーツインストラクター

*3:日本テレビで毎週火曜日午後7時58分に放送中の明石家さんま司会のトーク番組『踊るさんま御殿』のこと

*4:よゐこ有野のキャラ名。ちなみに32歳でホステス

*5:よゐこ濱口のキャラ名。ちなみに32歳でウエイトレス

*6:極楽とんぼ山本のキャラ名。ちなみに36歳でダンサー