3月26日夕方

自分はとことん異性からモテないというのは私の容姿を知っている知人の皆様なら想像に難くないとは思いますが、そんな自分、またの名を「カス」も猫だけには好かれる性質なのか、本日起床した際に左を見ると猫、右にも猫、腹の上にも猫がのっかっておるという大人気ぶり。猫ってつまり哺乳類で人間と同じだよね、同一だよね、ということで「おいおい、3人も同時に相手できないよ。困った子猫ちゃん達だ(まあ実際、猫だしね)」と独り言ちて、猫を引っぺがして時計を見ると午前5時でそういうモテかたは困る、と思ったのでした。
午前は某業界最大手企業の一次面接。グループ面接のはずだったのに欠席者がおって2対2になって、集団面接が苦手な自分はよっしゃよっしゃと邪悪な笑みを浮かべておったのですが、もう一人の奴が曲者で、例えば「学生時代に力を入れたこと」と聞かれたことに対して自分は「部活とかをいい加減にがんばったぜ」てなことを言って、それが普通だと思うのだけど、そいつは「オレはサークルを立ち上げた。この行動力は御社にとって有用。入れろ。とにかく入れろ」とがんがんに自己アピールするのです。自分は「学生時代にがんばったこと」という質問に忠実に答えたはずなのに、一見すればアピール不足、積極性の欠如、根暗と思われてしまうような印象を与えてしまうわけです。また「先輩などにかわいがってもらった経験、またその方法について答えよ」という質問に対しても、あの野郎は「オレは超かわいがってもらった。だってオレ超かわいいもん。だから御社に入れろ。とりあえず入れろ」ということを長々と喋りやがるので、またしても自分はなんだかあんまりかわいくない奴になってしまって、もうその辺りになると意味もわからずおもしろくて、隣で「入れろ、入れろ」と叫んでいるのを聞きながら「あははははははは」と笑ってしまうようになりました。
面接後、その野郎に「貴様は何故に笑うのだ。おかげでオレの印象が悪くなったじゃないか」と言われて、「それは貴様の台詞じゃないですよ」というニュアンスのことを割と悲しめに伝えて一目散に逃げました。死亡。
つづきは夜にでも書く。やっぱ書かない。