10月30日深夜

疲労困憊、風邪真っ盛りのボクがおおくりする今夜2回目の日記。テンションが変。
29日のこと。あんまり覚えてないけど。起きて学校行って授業受ける。授業終わりにタケダさんに見れるようにしてもらった真心のアレを借りました*1。それから練習行こうとキャンパスを横切っていたらイナダ君から電話かかってきて「クラブ遅れそうだから仕切っといて」と言われました。そう言われちゃ仕方無いと颯爽と道場に姿を現し「ん?体操?あー、今日は1年がやってー」とか言っときました。金曜日はトレーニングの日なんで普段に比べりゃ楽なんですが、遅れてきたイナダ君(ムキムキ。右上の写真の右の人。なんだありゃー)が熱血感丸出しでメニューを通常の3倍くらいにしたので死にました。どんだけ走れば気が済むんだ。
レーニングも終わりフラフラしながらダッシュでバイトへちょっとだけ早くついたので更衣室で15分寝てバイト開始。なんだけどももう発注がぐちゃぐちゃであり得ないことになっていて、どれくらいあり得ないかと言うと食べ放題メニュー20品目中半分以上が品切れっていう状態。しかも今日は食べ放題の値段が安くなるというイベント日。タンもカルビもロースもハラミもサラダもキャベツまでもが無くなり、思わず「店閉めようよ」と口走ってしまったボクの提案にみんな大賛成でありました。閉店後は前々から予定していたミーティングがあり、良い機会だし今日の反省も踏まえてがつんと言ってやろうと考えていたのですが、店長であるヤマグチさんが「今日は仕事も多いしミーティングはちょっと…」と言ってきました。しかしそこは「今日やらないといつまでたってもやらないでしょう。やります」と言いましたよ、ええ。ボクかっこいい。のかどうかはわかんないですけども、とにかくミーティング。
ヤマグチさん、社員のオバタ君が赴任して約一ヶ月ということでバイト、社員それぞれの不満や色々な問題点、改善点を挙げ、然るべき対策を考えようという集いでありました。何故かマネージャーであるコウサカさんも参加。まずは基本的な店の方針、マニュアルの徹底といったお説教が続き、その後は何故今日のような不手際が起こったのかについて話し合いました。発注面に関しては赴任して初のイベントということで大目に見るとしても、オーダーミスや連係に関しては激しく言及。
例えば品切れの食材をホール内で伝達せずに何度も品切れ商品のオーダーが入ったこと。これはボクが再三注意したのにも関わらずです。それについてのオバタ君の言い分は「品切れ商品はボードに記入しておいた。一人一人伝達できる状況ではなかった。そんなことできる時間は無い」でした。というか言い訳、反論することがおかしい。あー、なんか段々腹立ってきた。熱上がってきた。オバタ君は何を優先して仕事をすればいいのかわかっていない。時間が無いからと客を蔑ろにしてもいいのか、という話。そもそもパントリーに立って人を使う実力なんて無いんだから、自分からオーダー提供に走ればいいじゃないか。入社半年弱の新人に仕切れなんて誰も言わないよ。わー、もう愚痴になっちゃったから愚痴でいきます。
とにかくオバタ君は仕事を覚えてないなりにもっと動くべきであったのに、そういった口ごたえだけは一人前なのでバカ!ということです。そんでその後はマネージャーの提案で厨房、ホールに別れてのミーティングに。ヤマグチさんが「厨房の方はナカニシさんに任せていいですか?」と言っちゃって、あり得ないだろと思ったんですけど、もういいやって感じで「はいはい」言っておきました。そうしたら厨房の方にはコウサカさんが参加するということに。
まずはアラキ君についての話。アラキ君とヤマグチさんは反りが合わないようでたびたび衝突しており、その所為でアラキ君のシフトが少々減らされていて、その事にアラキ君は不満があるようでした。まあ、この話は普段からボクがアラキ君に言っていて、今ではすっかり反省していて問題は無いはずなんですが、ヤマグチさんが未だ赴任当時のアラキ君の行動に対して根にもっているようなんです。その行動っていうのは肉の切り方のことでヤマグチさんがマニュアル通りに切った肉をアラキ君が「こんなもの客に出せない」と全てゴミ箱に捨ててしまったのでありました。後で話を聞いたところ確かにスジばかりが残る切り方で少し問題があるようだったんですが、ヤマグチさんの言い分は「スジを捨てるほどの余裕がこの店には無い」で、現在の状況を顧みればそれも一理あるなあと。それならそれで少しは話し合えよ、と思ったんですがそれが二人の間にかなり深い溝を作ってしまい今に至るといった感じです。アラキ君も「あれはやりすぎました」と言って反省していて、それならばこれからの努力次第じゃないのか、と言うしかありませんでした。アラキ君は仕事に対しては真面目でしっかりやってくれる貴重な人材であるので辞めて欲しくはないし、っていうかおまえがそんな事するからボクが入りたくもないのに入っているわけで、おまえとヤマグチさんが仲直りすればそれで万事OKなんだよ、たのむよ。
他には個々の技術の上昇や清掃の重要さを説き(よく考えたらなんでボクがそんなことを)、最後に社員に対して言いたいことはないですかと聞くと、アラキ君とアオキ君が「ナカニシさんがいる時といない時ではヤマグチさんの態度が違う」と言い出しました。実はこれヤマグチさんからも全く同じことを言われていて「ナカニシさんがいる時といない時ではアラキ君とアオキ君の態度が違う」んだそうな。なんじゃそりゃ!ボクはなんなんだよ。もうこれで「いーっ!」ってなりました。完全に呆れてしまって、聞けば肉の処分についてヤマグチさんに意見を求めた際に「ナカニシさんに聞いてみないと」とまで言ったそうです。わーわー。もうそれやばいっすよ。それくらいは判断していただかないと。それだけ信頼されていると言えば聞こえはいいですけど、ちょっとそれは異常です。これは早急にアラキ君とヤマグチさんの関係を修復し、ボクがさらっとバイトからフェードアウトしなければ。この辺でオーバーヒート。風邪が悪化しました。
ミーティングも午前3時を過ぎて最後に「先日レジから無くなった1万5千円について」の話。これに関してはちょっとここでは書けないくらいの話もあるので書きませんが、うちのバイトでお金を盗むような人はいないとボクは思ってます。以上で終了。怒りにまかせて長く書きすぎた。後でクリス君と話しておったのですがボク不在時のアラキ君の態度の変化には相当腹が立っているそうです。あちゃあ。
午前4時に帰宅。軽く食事しているとヤマグチさんからメールがきて厨房に関しての意見や総括を尋ねられたので返信。最後に「アラキも反省しているのでこれからを見てやってください」と付け加えたところ、「アラキはもう無理」とのことでして、ボクの熱は一気に上がったのでありました。結果、本日のクラブも休まざるを得ず、代わる人のいない層の薄い厨房ですからバイトは休むわけもいかず、下で書いたような惨劇が起こるに至ったわけです。バイト辞めたい。