すでにめちゃオキSP

さて、では予習からいきましょうか。
この番組は27時間テレビのメイキングというかメイキングコントです。番組構成は全て「めちゃイケ」と同じ、と言えばわかるでしょうか。まずはナイナイ岡村が27時間テレビのGP（ゼネラルプロデューサー）に就任するところから始まり、各タレントにオファー、連日の打ち合せ、かかり続ける電話への対応、軽部アナの蝶ネクタイの選定、果ては弁当屋の視察まで、その忙しさたるや壮絶を極め、岡村お得意（志村けんのパクりなんだけど）の居眠り芸が連発されるという見たことがある展開から始まります。いやそれでも飽きたと感じさせないのはナイナイの力ですね。
連日の会議も一段落し、「めちゃイケ」でもよく使用する屋台のおでん屋で労をねぎらう岡村と矢部。そこに岡村のこの一言。
「『めちゃイケ』の日本一周思い出したなあ」
二人の脳裏を数々の思い出がよみがえり、二人同時に「あーーっ！！」。そう中居くんの存在を忘れていた二人。これはもうお馴染みの予定調和的展開ですね。すぐさまスマスマの収録スタジオへ向かい、中居くんにオファー。それをまたお決まりのように拒否する中居くん。いつもなら高額ギャラにつられてイヤらしい笑顔でOKを出す中居くん、ていうボケが成立するんだけど、今回はかがりD（元ラグビー部）の腕力による実力行使でむりやりOKと言わされる中居くんというコントでした。
その後、記者会見が始まり一つ一つの企画内容を説明していく岡村GP。
まずは「FNS全国一斉期末テスト」。そのままVTRに入り各局のスタッフをイジっていく岡村の画が映し出されます。それにしても岡村の素人イジりはおもしろいですなあ。
次に「加藤浩次100kmマラソン」の説明。芸人なのにものすごくイヤがる加藤がおもしろい。持病のぜんそくが少し心配ではありますが、もうすぐ2人目のお子さんが生まれる加藤は5月からトレーニングを始めていたみたいですよ。
そして最後の企画は「岡村vs具志堅 ボクシング対決」。正直これはちょっとどうかなと思うんですが、岡村さんも何か自分でやってみたかったんでしょうね。コントになるのか真剣なのかわかんないあたりが岡村さんの魅力ですよね。
記者会見も終わり、自分の出演の経緯もしっかりと説明されなかった中居くんは大激怒。それに対してナイナイは「どうもすいません」、「こっちのミスです」と言いながらも全く反省の色が見えないのがおもしろい。最後はまたしても岡村さんの居眠り芸で終了。これは本編も期待大ですな。