9月22日夜

帰ってきたよー、ワショーイ。通夜から(ツカみ)(OK!)。その辺のことを書きます。
昨夜、その知らせを受けまして、んでまあやんやんしてました。ややこしいので割愛。お通夜は今日の午後7時からで、午後5時くらいにスーツに着替えてバイクで葬儀屋へ行きました。身内の通夜なんで当然来てる人は親戚まみれなんですが、びっくりするくらい誰も知らなくて、でも立場上喋らないわけにもいかないので馬鹿みたいに笑ってました。親戚達もボクのこととか知らないので「何歳になったの?それじゃあ来年就職だね。公務員になれ」と全員に言われ、基本的に「はあ、そうっすね」「マジっすか」「へえ」という3語で乗り切ったよ。
で、通夜なんですけども葬儀屋さんに結構広い部屋に通されたんでたくさん人がくるんだろうと思ったら、全部で12人しかいませんでした。そのうちの一人にすっごい背の低い子がいて「小人?」と思ってたら、どうやら幼児のようでした。具体的には2歳でした。そりゃ小さいわ。みんなに「しーちゃん」と呼ばれるその子はまるでお姫様のような扱いでわがままの限りを尽くしておったので、嫉妬から勝手に敵対心を募らせておったら、「しーちゃん」がボクのとこにとてとて歩いてきて手に持っているお菓子を見せて「おいしい」とか言いやがるので萌えました。不覚にも萌えてしまった。やばい、炉利だ。
話が進まないので中盤省略。通夜が始まって坊さんが来たので正座をさせられ焼香。通夜とかたぶん静粛にすべきとこだと思うんですけど「しーちゃん」が奇声を発しだして、周りの大人達は気が気じゃないといった表情で油汗を流しておったので、普通にウケました。ちょっと邪魔された格好になった坊主はなんだかよくわかんないけどテンションが上がりだし、南無阿弥陀仏を「なぁぁむあぁぁみぃぃだぼぉぉぉぉ〜」と絶叫しだしてボクはボクで気が気じゃなかったです。お経が終わったら坊主がなんか話しだしました。「おまえ達もオレ様も自分のことしか考えていない。でも仏様はそんなおまえらを助けてくれる。だからお礼をしなくちゃならん。金で。オレ様が渡しといてやるから金をよこせ」とかいう話をして帰っていきました。金は渡した。
終わったら葬儀屋が寿司とか持ってきちゃったので帰りたかったけどがんばって愛想をふりまきました。ふりまきまくった。やたらビール飲まされた。ここでも「大学がんばってる?あらそう。公務員になれ」と言われまくったので「はい、そっすね」と言ってビールを飲みまくった。今考えたらまくりすぎた。親戚の中に一人じゃ立ち上がれない、箸も持てないっていう確実に介護が必要なおじいちゃんがいて、その人はデイサービスのお世話になってるらしいんだけども、みんなそのデイサービスの人の悪口を言いまくってました。その後、そのデイサービスの人が来てくれたんですけど、その人の前でも悪口を言いまくってて、「ああ、この人達の前では良い子でいよう」とより一層思いました。
4時間くらい世渡りをして眠すぎたので帰りました。気を遣いすぎて寿司とか一つも食べれなかったので(食べようとしたら「少食なのねえ」と言われてしまい、少食を演じざるをえなかった為)、帰りにマクドナルドに寄って月見チーズバーガーを買って帰りました。家でもぐもぐ食べて、食べながらスーツ脱いで解放感。明日は葬式なんすけど、たぶん何も書きません。