ありがとうの気持ち

讃岐うどんをフジオカ君にいただいたのでそのお礼的なアレとか、食感的なトキメキとかを書きます。海原雄山さんみたいにはいかないけれど…。
基本的にボクや同居している人は家でご飯を食べる習慣が無いので、このいただいたうどん全てをボクが食すことになります。うどんは生麺で2パックありまして、見た感じ1パックで2人前程度だろうとあたりをつけ、夜食として半パックをお湯につっこんだところ茹で上がった麺はゆうに丼3杯分はあり途方に暮れました。替え玉、替え玉と自分に言い聞かせ、特に具材も無かったので天カスと卵の黄身を入れ、上からつゆをぶっかけてみました。で、食べ始めたわけなんですが食べても食べても麺が減らず(これが「コシ」ってやつなのかな…はは)、迫り来る残り2人前分の麺の恐怖に味わえもせずに1人前食べ終えたところでギブアップ。残った麺を放置しウンウンうなりながらベッドを転がっておりました。翌日リベンジすべく昨夜残した麺をもう一度茹でなおし、オレの無駄な料理の腕前を見せ付けてやるとばかりに本格的な餡を作り、餡かけうどんの出来上がり。すまへん、フジオカはん…。茹でなおしてだらけきった麺を食べるにはこうするしかなかったんや…。讃岐の人らには邪道や言うて怒られるかもしれへんけど、堪忍したってや…。
残るうどんは1パック半。こいつは手強い。賞味期限という時限爆弾が刻一刻と迫ってきている。かくなるうえは!というわけで一人で食べきることを早々に諦め、バイト先へ持って行きみんなで食べることに。客も残り一組となった午後11時。閉店作業以外の仕事を全て終わらせたボクはまだ就業中にもかかわらず大きな鍋にお湯をわかし、誰にも気づかれないようにそっと麺を茹でた。厚揚げと肉を煮て、大根を卸ろし準備は万端。さっそうと麺をざるにあげ、丼5つに均等に麺を分ける。先ほどの具をトッピングしつゆをぶっかける(ぶっかけるの好き)。できた!「みんなー、てんちょー、うどん作ったから食べるー?」「食べる食べる」「うどんなんてどこにあったの?」「わあ、おいしそー」「いただきまーす」「みんな讃岐に向かって一礼を忘れずにね」「うめー」「のどごしで味わうってどうやんの?」「コシがすごいなあ」「もうちょっとつゆ欲しい」「麺一本一本にボリュームがあるなあ」「普通にうまいな」「ぷはー」
という感じで、ごちそうさまでした!